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音の風景

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祭りのあと

元気です。
元気です。
よしだたくろう

若々しい感性とフォークといった枠に囚われない自由さがハジケており、多才さに圧倒される。…(日本のフォークソング から)



1.春だったね
2.せんこう花火
3.加川良の手紙
4.親切
5.夏休み
6.馬
7.たどりついたらいつも雨降り

8.高円寺
9.こっちを向いてくれ
10.まにあうかもしれない
11.リンゴ
12.また会おう
13.旅の宿
14.祭りのあと
15.ガラスの言葉


 僕はやっぱり元気なのです。とてもたくさんの反感を買いましたが、考えてみればたかが一枚のレコードがヒットした位で目の色を変える事もないのです。マスコミを批判しておきながら、そのマスコミに踊らされている人の多い事。見出し人間の多い事にはあきれます(かく云う拙者もその一人)。電車の中にはってある あの週刊誌のチラシ.そしてそのチラシのただの一行を読んだだけで全てを知ったかの如くふるまう人間。そう、皆んな見出し人間なのです。でも、もういいかげんにしようではないですか。そう、僕はいいかげんにしたいのです。もううんざりなのです。"帰れ!"なんて云ってはいけない。云った人も、云われた人も もうその瞬間から敵味方、そんな馬鹿な事、やっぱりいけない。そんな貧しい発想で僕達は接触し合っていたのです。だから、もうフォークなんてマッピラと思ったりしているのです。そんなセコイ事しか云い合わない、お互同士で批判し合ったり。そして結局、気がついてみるとフォークほど「こうでなければ」とか「こんな事はしちゃいけない」と云う規制が多いものはないのです。より自由であった筈のものなのに。でも、それでも人は云うのです。「フォーク・ソングは自由の歌である」などど。自由の顔をした不自由な籠の鳥です。だからもう うんざりなのです。フォーク・シンガーになんかなりたくないのです。だって僕はもっと自由でいたいし、人前でだけ器用に自由を売り物になんかしたくないから。もうやめよう、もういいかげんにしよう。僕の歌は僕の歌、君の歌は君の歌。ひょっとしたら、僕の歌と君の歌が接点を見出すことがあるかもしれない。だけど、だからと云ってそれがフォークでなければならない理由はひとつも無いのです。まやかしが多いのです。フォークなんて言葉に乗っかかって甘えているのです。フォークだから何でも出来る、言えるなんてとんでもない事です。自分の歌だから出来るのです。自分で自分の言葉をもつのです。その時、もうフォークなんて関係ないのです。何でもいいのです。自分の歌であるならば、自分のメロディを皆んながもてれば……………。
僕はやっぱり元気なのです。

 さて、レコーディングのお話です。ミキサーの田中さんには心から敬意を表します。いつも笑顔で僕のわがままを聞いて下さいました。石川鷹彦選手の協力もこのLPでは大きかったのです。皆んなとてもいい人達です。前田仁氏はレコーディングのあいだ中 卓球をしておりまして世界でも類を見ない有能なディレクターなのです。各プレーヤー諸君ご協力ありがとう。とても楽しい一ヶ月半でした。

     1972年6月24日   拓郎 


(LPに挟み込んであった拓郎の手書きメッセージから。全文そのママ転載)


★★★★★
このレコードが発売されるちょっと前、「結婚しようよ」で人気が出はじめた拓郎は、メジャーになるのをよしとしないそれまでのファンから、コンサート会場でヤジを飛ばされ、挙げ句には「カ・エ・レ!」コールまで受けていたらしい。そんな状況の中でこのレコードは作成され、上記のようなメッセージが書かれたと思われる。

中学入学と同時に、深夜放送にはまっていた僕は、当時のオールナイト・ニッポンで放送された拓郎のリサイタルを聴き、すぐさまファンになった。特にその終わりに演奏された「祭りのあと」は、童謡「赤とんぼ」のフレーズを奏でるハーモニカで始まり、拓郎の熱唱ともあいまって深く心に残った。

日々を慰安が 吹き荒れて
帰ってゆける 場所がない
日々を慰安が 吹きぬけて
死んでしまうに 早すぎる

もう笑おう もう笑ってしまおう
昨日の夢は 冗談だったんだと

このレコードには、あの「旅の宿」も入っていて、シングル盤のバージョンよりもこちらが気に入っている。ともかく名曲揃いの一枚だけれど、今なら「春だったね」がベストかな?


【関連サイト】
CLUB-Mahalo (公式ファンクラブ) http://www.club-mahalo.co.jp/
私設 吉田拓郎ホームページ http://aimiya.com/takuro/
吉田拓郎関連サイト(リンク集) http://ww8.tiki.ne.jp/~y-tombo/sonota/takurourinku.htm
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  1. 2005/01/29(土) 02:35:00|
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